歯周形成外科治療
歯周形成外科治療の症例
症例情報
| 症状 | 失った前歯をインプラントで治したい。 |
|---|---|
| 治療法 | インプラントに加え、結合組織移植とGBRにより失われた組織のボリュームを増大し、可能な限り審美的に改善を計った。 |
| 費用 | 〜45万円 |
| 通院回数 | 状態によるが、10ヶ月〜1年程度と言える。 |
| 備考 | 歯を失う前の状況により、周囲の組織が痛んでいればいるほど、失われる量は増えると言えるので、あまり状況の悪い歯を長く放置したり無理に治療に踏み切ることはのちのインプラント治療を困難にする。インプラントを考えている場合、ある程度で見限りをつけることも大切になる。 前歯の場合、歯だけでなく歯茎の形が見た目を決めており、審美的に仕上げようと思うとそれを回復するため様々な手術が必要になることが多い。 リスクとしては、手術回数を重ねることで歯茎に傷跡（瘢痕）が残ることがあること、長期的な安定は様子を見ていくほかなく経年的に変化してくる可能性もあることなどが挙げられる。 |
治療詳細
初診直後、仮歯を貼り付けた様子。組織のボリュームが減っているところにそのまま歯を作るとこのように長い歯になる。
結合組織移植術により失われた歯茎のボリュームを改善しているところ。口の裏側から取ってきた歯茎を術野に移植している。
結合組織移植術後の仮歯の様子、歯茎のボリュームが増え、歯が短くなった。
骨のボリュームも足りなかったため、インプラントと同時にGBRを行った。