医院風景
バリアフリー化
岡山県北に位置する美作市は、高齢化が急速に進んでいます。当院を訪れてくださる患者さんも例外ではありません。2006年から当院は、院内を次々と改装し、バリアフリー化に努めてきました。
駐車場に障害者用スペースを用意し、エントランスには車イスで楽々昇れるスロープを設けています。
玄関から待合室、そして診察室まで段差は一切ありません。トイレは、車イスのまま入っていただける広さを確保。高齢者、障害者向けの診察台も設置しています。
無料ドリンクバーの設置
最新の雑誌を片手にコーヒーでブレイクタイム…。歯科医院の待合室がちょっとしたカフェのように感じられたら、順番待ちのイライラが多少は改善されるかもしれませんね。
当院では、待合室に無料ドリンクバーを設置しています。コーヒー、紅茶、日本茶…。その時の気分でお選びください。
歯科医院に漂う独特の臭いの改善
当院では、入り口から待合室、診療エリアまで、ほのかなアロマの香り(バラ、ユーカリ、ラベンダー、牡丹、リネンetc)で満たされています。
消毒薬の臭いを嗅ぐと、痛みを連想して緊張してしまう方も多いはず。アロマの良い香りに包まれると歯科医院に対する怖さが和らぐことでしょう。
設備紹介
マイクロスコープ
マイクロスコープとは、元々は眼科や脳神経外科などで使用されていた手術用顕微鏡で、肉眼の20倍程度まで拡大して患部を確認することができるため、精密かつ正確な治療が可能となります。
歯科医療の先進国であるアメリカでは、根管治療にはマイクロスコープが必須とされているくらいです。
当院ではマイクロスコープを2台導入しております。
カリーナシステム
患者さんの口腔内を撮影した動画を即時に編集することが可能なシステムです。マイクロスコープを使って治療している状況を、全て動画で記録することもできますので、写真画像では伝えきれなかった、歯の動揺などの「動き」までお伝えすることも可能です。
患者さんへの歯に対する意識や理解を深めることができます。
歯科用双眼ルーペ「ハイネ」(拡大鏡)
ドイツ・ハイネ社製のLEDライト付きの双眼ルーペは、ヘッドライトで口腔内を明るく照らし、対象物を肉眼の6倍まで拡大することができます。拡大率ではマイクロスコープには及びませんが、それでも精密かつ正確な治療をするのに必要不可欠です。
歯科用CT
歯科用CTを導入することで、今まで平面のレントゲン画像では判別しづらかった歯の根っこの部分や歯槽骨の神経の状態を把握できる3D画像での撮影ができます。
コンピュータシステムと連動していて、撮影した画像はチェアサイドにあるモニターで確認ができます。
口腔内スキャナー プライムスキャン(デンツプライシロナ)
2020年1月に、「カメラで歯型をとる装置」である口腔内スキャナーを導入しました。
従来、「歯型をとって模型を作る」ときは、口の中に型取り材を盛ったトレーを押し入れて固めたものを外して石膏を注いで固める作業が必要でした。それは患者さんにとっては苦痛なもので、時間もかかり、多くの工程を経るため変形しやすく、精度を上げるのは大変な作業です。
口腔内スキャナーは、カメラを使って撮影(スキャン)したデータをコンピューター上で合成し、そのまま模型に起こしてくれます。極めて苦痛が少なく短時間な上、変形の少ない、精度の高い治療を行うことが出来ます。
※当院の導入したプライムスキャンは、2020年5月現在で国内で認可されている口腔内スキャナーの中で最高の精度を誇ります。(保険適応外)
デジタルX線撮影機
歯の一部分だけのレントゲン撮影ができる低被爆線量のレントゲン装置です。
小さなフィルムをお口の中に入れていただいて撮影を行います。
インプラントシミュレーションソフト
歯科用CTで撮影したデータをコンピュータに直接読み込み、専用のシミュレーションソフトを使ってCTデータを立体化して、インプラントの埋入位置をシミュレーションします。
平面的なレントゲン画像のパノラマでは診えなかった、3次元的な顎にある神経管(下顎管)や上顎にある空洞(上顎洞)の位置を診断し、安全性だけでなく完成度の高いインプラント手術前の埋入シミュレーションを実現します。
ホワイトニング用光照射器
オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング用照射器「ビヨンドポーラス」です。
光源にはLEDを採用しているため有害な紫外線や過度な発熱が少なく、患者さんにやさしいホワイトニングを実現します。
シリコーン精密印象
安定した印象採得と高い精度と再現性を実現するシリコーン印象材を、真空状態で自動練和する装置です。真空状態で練和することで気泡が入らず、また、印象を取る直前にトレー材に印象材を盛ることができるので失敗がありません。
レーザー治療器
レーザーによる治療は、痛みや出血がほとんどなく、傷口からの感染を予防、歯周炎などによる急激な腫れや痛みを和らげることも可能です。
また、歯ぐきの黒ずみを健康的な色に戻すのにも活躍します。
エアフロー
クリーニングパウダーを超微細ウォータースプレーで噴射することで、バイオフィルム(歯垢・プラーク)や茶渋、タバコのヤニなどのステインを、歯を傷つけることなく落とすことができます。
ポケット内にも使用出来ますので、メンテナンスに最適です。
生体情報モニター
インプラント手術や、心疾患などの患者さんには、この生体情報モニターを使用することで、心電図・心拍数、血圧、体温といったバイタルサインを監視することができ、より安全に治療を受けていただけます。
洗浄機(HYDRIM)
血液や唾液の付いた器具を全自動で洗浄・消毒・乾燥する洗浄機です。
弱アルカリ性の洗浄液で血液などのタンパク質の汚れを落とし、93℃の熱水によるすすぎで消毒を行います。手で洗う場合に比べ刺傷などの外傷のリスクを軽減できます。
滅菌器(STATIM900J)
歯牙切削用タービン(歯を削るドリル)や、バーやリーマーなどの直接口腔内で使用する機材を、高温高圧で滅菌する機械です。
治療用の小器具は全て滅菌パックにて包まれます。歯を削るバーや神経を取る器具などは、滅菌済みの新しいものを使用しています。
滅菌器( Lisa)
欧州の新基準(EN13060)をクリアした高度な滅菌レベルを誇るクラスB オートクレーブです。
始めに真空状態と蒸気注入を交互に繰り返し機材の内部や細部まで高温の蒸気を行き渡らせます。その後、圧力を加えながら温度を上げて滅菌していきます。
乾燥する時は、バクテリアフィルターを通すため、外部の雑菌を入れることなく滅菌を行います。
オートルーブ
使用したハンドピースのタービン(歯を削る機器)内部の汚れをクリーニングし、注油を行う機械です。
使用後のタービンの内部には唾液や血液など感染リスクの高いものが残っていると言われています。
使用したタービンは必ずクリーニングをしてから滅菌処理を行います。
口腔内スキャナー プライムスキャン(デンツプライシロナ)
2020年1月に、「カメラで歯型をとる装置」である口腔内スキャナーを導入しました。
従来、「歯型をとって模型を作る」ときは、口の中に型取り材を盛ったトレーを押し入れて固めたものを外して石膏を注いで固める作業が必要でした。それは患者さんにとっては苦痛なもので、時間もかかり、多くの工程を経るため変形しやすく、精度を上げるのは大変な作業です。
口腔内スキャナーは、カメラを使って撮影(スキャン)したデータをコンピューター上で合成し、そのまま模型に起こしてくれます。極めて苦痛が少なく短時間な上、変形の少ない、精度の高い治療を行うことが出来ます。
※当院の導入したプライムスキャンは、2020年5月現在で国内で認可されている口腔内スキャナーの中で最高の精度を誇ります。(保険適応外)