ダイレクトボンディングの症例

症例1〉歯並びが悪く、三つ巴状態で共倒れになりかけた状況を改善した症例

右上の奥歯の歯並びが乱れ三つ巴の状態になっていた。
これは非常に危険な状態で、三つ巴の中央が掃除できず、どうしても汚れがたまってしまうため、多くの場合で3本とも被害が拡大して共倒れとなりがちである。
今回の場合も、古い詰め物を除去してみると3本の歯全てに虫歯が出来ていた。
根本的な解決は全顎的な
矯正治療により歯並びを改善しつつ虫歯治療を行う
ことであるが、矯正は選択されなかったので、内側に倒れこんでいる一本を抜歯させて頂き、残り二本を修復することとした。
ダイレクトボンディング治療を選択いただけたため、ゴムのマスク(ラバーダム)を行い、歯面清掃、消毒を行い接着修復に理想的な環境下で治療を行なった。
接着修復のメリットは、虫歯以外削らないので、最大限歯質を温存出来ることです。
バリや段差ができないよう最大限精密に、清掃性の高い形態となるよう慎重に形を調整し、かつ修復箇所がわからないくらい審美的に仕上がった。
処置時間は1時間半と長くお口を開けて頂くことになりますが、治療回数は一回で、しっかり時間を
頂くことで清掃しやすく再発しにくい仕上がりとすることができます。

《治療費 〜6万円》

 

症例2〉上顎前歯を打ち、破折。生まれつきのすきっ歯も同時に治療した症例

上の前歯が折れていた。
幸い神経の露出はなく、反応も正常、詰める治療だけで治療可能な状態であったが、もともと中央の歯と歯の間に隙間が空いており、すきっ歯も同時に修復する事とした。
保険治療の詰め物では、折れた歯の折れた部分だけ修復することは認められているが、「すきっ歯」は
病気として認められていないため、すきっ歯を詰めて治す事は出来ない。
幸い、「ダイレクトボンディング」を選択いただけたため、折れた部分も、すきっ歯も同時に治すことが出来た。
ラバーダム(ゴムのマスク)をかけ、唾液や、呼気に含まれる水分をシャットアウトして治療することで
歯とセメントとの接着力を最大限に引き出すことができる。
あらかじめ、模型上で理想的な歯の形をイメージして型枠を作成しておりそれに合わせて歯をつくっていく。
セメントも、保険治療と違い十数種類もの色・濃さの異なるものを使い分けて、歯の内部の構造物や表面の透明感など、歯の自然観を表現する。
最後に、バリなどを形態修正し、様々な研磨器具でピカピカに磨き上げて仕上げることで、汚れがつきにくくし、虫歯の再発や歯茎の腫れなどを防ぐ。
写真は術直後の状態。破折部分が修復され、すきっ歯も改善されている。

《治療費 2本で〜12万)

 

症例3〉右下6番目の、生えたての大人の歯に大きな虫歯ができた症例

生えたての大人の奥歯はまだ柔らかいため溝の部分から虫歯が入り込むと奥で広がり一気に大きな虫歯になってしまう。
こちらの症例も、まだ生えたての大人の歯。小さそうな虫歯に見えるが、実際は中で大きくなっている。
青い部分は虫歯を染める染色液で染められた虫歯。これを全て除去しないと将来残った虫歯が内部で増殖し再発の原因となる。
また、ゴムのマスク(ラバーダム)をつけて処置することで、口の中の細菌や唾液が処置中に侵入するのを防ぎ、治療の成功率を治療方法はダイレクトボンディングによる即日修復を選択して頂けたおかげで、
1日で写真のように「治療した部分がどこかわからない」レベルの仕上がりで治療することができた。
保険のCR修復に比べ、時間がかかるので、長く口を開けて頂く事になるが、美しいだけでなく、精度が高く、管理しやすいため長持ちする。

《治療費 〜5万円》

 

症例4〉右上6番目の歯、銀の詰め物の下に大きな虫歯が出来ていた症例

左上6番目の歯は、保険治療によるインレー(銀の詰め物)内部が深い虫歯になっていた。(写真の青い部分が染め出された虫歯)
虫歯を取り除き切ったが幸い神経が露出することはなかったため、ダイレクトボンディングによる即日修復処置を行うこととした。
元のあった歯の解剖学的特徴を、色を合わせつつ、一つ一つセメントを使って再現していき、最終的にステイニング(着彩)により自然観を持たせた仕上がりにしていく。
見た目の美しさだけでなく、ラバーダム(ゴムのマスク)を使うことで、処置中に呼気による湿気を排除し、保険治療で用いる接着剤の2倍の接着力をもつ高価な接着剤を用い接着強度を上げている。
1時間程度口を開けていてもらうことにはなるが、バリや段差が無いよう入念に仕上げるため汚れがつきにくく、かつ掃除しやすい修復物となり、より長持ちする可能性が高まる。

《治療費 〜5万円》

 

症例5〉右上4番目の歯、保険の詰め物の下に虫歯があり、神経が露出した症例

保険治療による銀歯(金銀パラジウムの詰め物)が行われていた。
マイクロスコープを使ってよく観察すると、内部が虫歯になっているのを確認したため治療を行なった。
保険の詰め物は精度を高めることが困難であるため、ほとんどの場合で隙間や段差があり虫歯が再発しやすい。
詰め物を外すと内部は大きな虫歯になっており、深部は神経に到達していることが予期された。
幸い、『MTA直接覆髄』を選択いただけたため、雑菌を術野に入れないため、「ラバーダム(ゴムのマスク)」で治療部位のみ露出させ、歯面清掃、殺菌消毒して治療に当たった。
可能な限り健康な歯の部分を削らないよう注意しながら、虫歯を染め出す色素液に染まらなくなるまで念入りに虫歯を除去したところ、神経が露出したため、MTAセメントで封鎖した。
詰め物は、「ダイレクトボンディング」による即日修復を選択して頂けたので、覆髄同日に、生えたての歯のように、どこを削ったかわからないレベルで修復することができた。
美しい見た目だけでなく、精度が高く、バリや段差がないので掃除がしやすく、再発しにくいので長持ちする。

《治療費 神経保存処置も含め 〜8万円)

 

症例6〉右上1番目の歯、虫歯治療と同時に、歯の形を整形した症例

中央の前歯の長さが揃っていないため、顔が曲がって見え、非常に不恰好でした。
保険のCR修復の場合は手間や時間をかけられないため虫歯部分だけ削って詰めるだけですが、ダイレクトボンディングの場合は美しく仕上げるためあらゆる手を講じ、こだわった仕事を行います。
あらかじめ型を取って模型上で最終的な形を制作し、それを元にガイドを作っておく。
あとはガイド通り作れば左右の歯の形、高さを揃えることができます。
治療方法はダイレクトボンディングによる即日修復を選択して頂けたおかげで、事前にしっかりとした準備を行うことによって左右そろった仕上がりで治療することができた。
保険のCR治療に比べ大変時間がかかる(この時は1時間半)ため、口を長く開けていてもらう事になるが、隙間やバリ、段差などが無いよう細心の注意を払うため管理しやすく再発しにくい。
また、様々な色のセメントを組み合わせて、より見た目も良く仕上がる。

《治療費 〜6万円》

 

症例7〉右下6番目の歯、保険の詰め物の下の虫歯を除去、かなり大きな範囲を修復した症例

右下6番目の歯は銀の詰め物がしてあり、さらに奥側の歯との間をセメント補修してある。
外すと内部が深い虫歯、手前の歯の奥側も虫歯になっていました。
6番目の歯は虫歯が大きく、除去して行くと神経に触れる可能性があったため、ゴムのマスク(ラバーダム)を行い、歯面清掃、消毒して神経が露出しても感染を防げるようにして治療した。
幸い、虫歯が一番深い部分(写真で青く染まっている所)を除去しきっても神経は露出を免れたので、ダイレクトボンディングで即日修復を行った。ラバーダムにより、唾液や呼気の侵入を防止することにより、接着力を最大限発揮できる。接着修復は、必要最小限しか削らないので最大限歯を温存出来ることが利点。
バリや段差ができないよう
精密に、清掃性の高い形態となるよう慎重に形を調整し、修復箇所がわからないくらい審美的に仕上げた。
今回の場合、かなり広い範囲の接着修復となった、将来的に詰め物の破損(欠け)や歯質の欠けが起こる可能性はあり、その時は改めて被せ物での修復に移行する。

《治療費 〜6万円》

 

症例8〉小臼歯2本の銀の詰め物を同時に修復した症例

保険治療によるインレー(銀の詰め物)が行われていた。
一見して虫歯はないように見えるが、マイクロスコープを使ってよく観察すると、詰め物と歯の間に隙間があり内部が虫歯になっているのを確認したため治療を行なった。
保険の詰め物は精度を高めることが難しく、ほとんどの場合で隙間や段差が残るため虫歯が再発しやすい。
雑菌を術野に入れないため、精度の高い治療をするため、接着効果を高めるため「ラバーダム(ゴムのマスク)」で治療部位のみ露出させた。
詰め物を外すとやはり内部で虫歯が発生していた。
可能な限り健康な歯の部分を削らないよう注意しながら、虫歯を染め出す色素液に染まらなくなるまで念入りに虫歯を除去した。
詰め物は、「ダイレクトボンディング」による即日修復を選択して頂けたおかげで、生えたての歯のように、どこを削ったかわからないレベルで修復することができた。
治療時間は1時間半ほどと、長く口を開けていてもらうことになるが、美しい見た目だけでなく、精度が高く、バリや段差がないため掃除しやすく、再発しにくく長持ちする。

《治療費 2本で〜10万円》

 

症例9〉左下7番目の歯、保険の詰め物の下に大きな虫歯ができ、神経が露出した症例



保険治療によりアマルガム(水銀の詰め物)と
一部をCR(樹脂の詰め物)で補修が行われていた。
樹脂の詰め物と歯の間に虫歯ができて大きな穴が空いていた。
詰め物を外すと内部は巨大な虫歯でドロドロに溶けており、虫歯を染め出す液で染めると写真のように真っ青に染まった。
事前に撮影したX線写真にて虫歯はすでに神経にまで達し除去すると神経が露出するのは明らかであった。
患者自身が「出来るだけ神経を保存できる治療を選択したい」をいう希望であったため「MTA直接覆髄」
を行った。
露出した神経はすでにかなり炎症を起こし始めており、自然止血が不可能であったため止血剤を用い、MTAセメントにて覆髄した。
その後、経過観察を続けたが、自覚症状がない事、電気刺激に反応を示す事などから、神経は生き残っていると判断し「ダイレクトボンディング」による即日修復を行い、生えたての歯のように、どこを削ったかわからないレベルで修復することができた。
長時間(1時間ほど)の処置となるが、美しい見た目だけでなく、精度が高く、バリや段差がないので掃除がしやすく、再発しにくいので長持ちする。

《治療費 神経保存処置を含め〜8万円》

 

症例10〉保険の銀歯の下に巨大な虫歯ができ、神経にまで達していたがMTA直接覆髄で神経を取らずに済んだ症例。

保険の銀の詰め物
(金銀パラジウム合金)がしてあり、その奥側の歯間に虫歯ができ、大きな穴が空いていた。
外すと内部が深い虫歯になっており、虫歯を染める液で染めると濃く染まった(写真青色の部分)
除去すると神経に触れる可能性があったため、ゴムのマスク(ラバーダム)を行い、歯面清掃、消毒して神経が露出しても感染を防げるようにして治療した。
可能な限り健康な歯の部分を削らないよう注意しながら、虫歯を染め出す色素液に染まらなくなるまで念入りに虫歯を除去したところ、神経が露出したため、MTAセメントで封鎖した。
詰め物は、「ダイレクトボンディング」による即日修復を選択して頂けたので、覆髄同日に、生えたての歯のように、どこを削ったかわからないレベルで修復することができた。
ダイレクトボンディングは処置時間は1時間半と長くお口を開けて頂くことになりますが、治療回数は一回で、しっかり時間を頂くことにより、美しい見た目だけでなく、精度が高く、バリや段差がないので掃除がしやすく、再発しにくいので長持ちする。

《治療費 〜6万円》

 

症例11〉汚く変色した保険の樹脂治療をダイレクトボンディングでやりかえた症例

保険の白い樹脂が、歯の表側全体にべっとりと貼り付けられ、フチが変色して汚くなっていた。

裏側から見ると、歯と歯の間にも詰め物がされているが、内部が暗く見え、虫歯を疑った

ゴムのマスク(ラバーダム)をして古い樹脂を取り除いたところ、内部に虫歯が発生していた。

虫歯を全て取り除き、着色等も全て取り除いた、幸い神経が露出することもなく、このまま修復作業に移行した。

詰め物は、「ダイレクトボンディング」による即日修復を選択していただけたおかげで、削った当日の内に生えたてのころのような白い歯を再現できた。

ダイレクトボンディングには保険の詰め物で使うものより強力な接着剤をかつ時間と手間をかけ丁寧に処置するため、より見た目も綺麗で長持ちしやすい。