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副院長の小屋

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DHAセミナー第四回目は・・

根っこの治療についてお勉強してきました^^

担当は日本で最も有名な根管治療のスペシャリスト、山田國晶先生です。

根っこの治療って、患者さんにとって最も良くわからない領域の治療ですよね;

簡単に説明すると、

歯には何本かの根っこがあって、顎の骨に埋まってます、ここまでは大体皆さん知ってらっしゃいますね

その根っこの中には、一つの根っこに1~数本の管が入ってて、管の中をたくさんの神経や血管が走ってます。

虫歯でこの管が細菌にやられると、とーーーーーーっても痛いんですね、歯痛なんていいますが

歯の神経は刺激を全部痛みとして感じますので、それが直接やられるとイタイイタイ;

そしてほっとくと、その神経や血管は細菌におかされて腐り始めるんですね。

さらにほっとくと、根っこの先から腐ったのが出てきて、顎の骨がやられ始めるという・・

結構おおごとでしょう?

これを治療するためのお勉強をしてきました。

この分野、日本の一般的な歯医者さんでは保険治療で行っています。

太さ1mmもない細い根の管の中を、レントゲンをとって、20mmほどの針のような器具をつっこんで手探りで磨き上げるのが普通です。

山田先生は違います、なんとCTを撮って、マイクロルーペという顕微鏡を使って、管の中を直接見ながら掃除します。

治療は基本的に保険外で行っているそうです。

レベルが違いすぎます;

今回の授業の通りにやるには、器具機材からなにからすべて変えて行かねばならず、、すぐにすぐは難しそうです。

ただ、分かったのは、どの分野も突き詰めて行けばいくほど、そこは見えないほど広がっているということでした!

歯科って楽しい!!それは再認識できた2日間でした。