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症例紹介

根管治療

根管治療の症例

症状 奥歯が痛くて噛めない、歯茎が腫れている
治療法 マイクロスコープを活用した根管治療
費用 被せ物まで含め〜15万円
通院回数 状況に応じ異なりますが、このケースの場合は4回の根管治療、2回の被せ物治療で合計6回かかりました。
備考 一番奥の歯の根の先にできた根尖病変が、手前の歯の根にまで達し、治療が遅れると手前の歯まで巻き込んで共に抜歯となる可能性もありましたが、マイクロスコープを活用した根の治療により根尖病変は消失しました。
根の治療をいくらしっかりとやっても、治療後の蓋の役割をする、被せ物や詰め物がしっかりと精密な物になっていないとそこからまた菌の侵入を許し、再発へとつながってしまいます。
保険治療の被せ物ではそのクオリティを高く維持することは困難であるため、マイクロスコープを用いた精密な根管治療を行なった場合、被せ物や詰め物は精密なクオリティを維持できる自費治療でさせていただかないと治療の長期的な維持ができません。精密根管治療を選択いただいた場合、被せ物は自費治療でさせていただきます。
全ての治療において言えることですが、その歯の状況に合わせ歯が最大限長持ちするよう全力を尽くして治療しますが、一生保つことを確証するものではありません。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療の成功率は、保険水準のものに比べ高くなりますが、100%の治癒を約束したものではありません。世界中の論文データをもとにした成功率は以下の通りです。

①現在まで治療未着手の根管で、根の先に病変のないもの。:約90%(保険水準では50%以下)
②現在まで治療未着手の根管で、根の先に病変があるもの。:約80%(保険水準では30%以下)
③すでに治療介入がされており、根の先に病変があるもの。:40%〜70%(歯の状況により異なる)

成功とは、症状が治まり、根の先の病変が存在しなかった場合は発生させず、存在した場合は治癒あるいは進行が止まることを指します。(病変は早いもので約3ヶ月で治癒しますが、最大約20年かけ治癒した報告もあり、病変の残存を一概に成功していないと言うことは難しいためです)

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